久しぶりに異業種交流会に参加した。
こういう会は過去のにろくなことがないので基本的に参加はしなかったが、経済情勢が大きく変わっている状況で他の人の話しを聞いてみたかったので参加してみた。
(ちょっとかっこいい言い方かな)
若い子達の話しを聞く気はなかったので上の方たちと話しをしていたが、やはり話題の中心は景気の話しが多かった。
手のうちようがないといった話しや資金繰りの話し等が多かったが、不景気の中でどう生き残っていくかや、逆手に利用する策などいろいろな話しができた。
資金的に余裕のある方は種まきをする時期だとおっしゃっていた方もおり、みんなたくましいなーと思う場面もあった。
僕にとっては珍しく面白い機会になった。
ただ、その中で出てきた話しの中で最近ニュースでもよく取り上げられる「派遣切り」「雇い止め」の話しがあったのだが、ニュースや記事に書かれている学者やコメンテーターの話しをそのまましている人達が多く、かなり気になったので、久しぶりにブログに書いてみようと思った。
(特に若い子や二世・三世に多かったね)
派遣切りされた人達が、派遣先企業の前でビラをまいていたり、ごちゃごちゃ言っていたりすることがよく映像として映し出されているが、あれはものすごくおかしいと光景だし、報道もおかしいし、その状況に対してコメントしている人達の言葉もすごく変だと思う。
派遣されていた人達が交渉すべき先は派遣元企業であって、派遣先企業に何かをいうのは絶対におかしい。
派遣契約は派遣先と派遣元で結ばれているので、突然人を減らす必要に迫られた派遣先では、何らかの形で派遣元に保証があったり、そのような費用が発生しないように1ヶ月単位での契約にしてあったりのはず。
だから、派遣先は契約に則って、解約していたり、契約更新しなかったりしているだけのはずだと思う。
期間工などで直接雇っている人達に対しては、何らかの保証をするのは当然だと思うが、派遣従業員に対して保証をするのは派遣元であって、派遣先ではないはず。
寮から追い出されるという話しもかなりメディアで取り上げられているが、派遣先の寮にいるならば、派遣が終了した時点で出て行くのは当然で、派遣先が何か言われるものではないと思う。
寮から出て行かずに、そこをしばらく貸してほしいというならば、それにかかわる必要経費(家賃や水道光熱費等)を借りる人が持つというなら話しはわかるが、それもなしにというのは・・・維持するのだってただじゃないんだからさ。
派遣法改正で製造業への派遣をやめるような話しも出ているが、これもどうかと思う。
派遣が禁止になれば、昔のように、業務請負という名の派遣が復活するだけでなにも解決にはならないと思う。
ならば、派遣法の基で派遣するほうが問題なく進みいいと思うんだけど・・・。
派遣社員に対する、雇用保険や健康保険等の各種保険は制度を見直していく必要がある気はするけど・・・これも派遣先とは関係のない話しだと思う。
最近の各自治体の対応や厚生労働省の対応も、なんでこの人達だけをって思う。
確かに人数が多かったりするから目立つけど、目立つだけで、同じような状況の人や、支援が必要な人は他にも沢山いると思う。
なんてことを感じたので、しゃべったら、かなり白い目で見られてしまった・・・
こんなことを感じるのは僕だけかな・・・