※必ずテスト用のユーザを作成して、テストユーザで動作確認を行ってから既存ユーザへ設定するようにしてください
1.移動プロファイルを使用するには基本的には2つの設定をおこなうだけ設定可能です
1-1.移動プロファイルを使用するユーザのプロファイルデータをサーバ側に保存しますので
プロファイルデータ保存用の共有フォルダを作ります
※共有フォルダは十分なディスク空きスペースがあるディスクを使用してください。
フォルダ名は半角英数のみを使用してください。
共有権限を適切に設定してください。(ドメインにログオンしているユーザーしかアクセスできないようにする等)
1-2.Active Directory ユーザーとコンピュータ から 移動プロファイルを使用するユーザのプロファイルにある
ユーザープロファイルの プロファイルパス を設定します
設定値は \\<サーバ名>\<共有名>\%UserName% となります。
※サーバ名は1.の共有フォルダがあるサーバ名を入力してください
共有名は1.の共有フォルダの共有名を入力してください。
%UserName%はユーザー名の変数となりますので、そのまま設定します。
この設定値は移動プロファイルを使用するユーザ全員同じ設定で設定できます。
2.ここまでで動作可能ですが、プロファイルにはユーザのドキュメントやデスクトップ、お気に入り等が含まれるため
移動するプロファイルが将来巨大になる可能性があります。
この対策として、フォルダリダイレクトを設定します。
2-1.フォルダリダイレクト用の共有フォルダを作ります。
※共有フォルダは十分なディスク空きスペースがあるディスクを使用してください。
フォルダ名は半角英数のみを使用してください。
共有フォルダの共有名の最後に $ をつけて、隠しフォルダにしてください。
共有権限を適切に設定してください。(ドメインにログオンしているユーザーしかアクセスできないようにする等)
2-2.オフラインでも使用できるようにキャッシュ設定を行ってください。
※2-1.で設定した共有フォルダのプロパティを開き、共有からキャッシュ設定を行います。
「共有からユーザーが開いたファイルとプログラムはすべて自動的にオフラインで利用可能にする」を選択し
「パフォーマンスが最適になるようにする」にチェックを入れます。
2-3.新しいグループポリシーを作成し、フォルダリダイレクトの設定を行います