新型インフルエンザ対策について考えた。
会社でいうBCP(Business Continuity Plan/事業継続計画)やDR(Disaster Recovery)じゃなくて、個人のプラン。
企業がビジネスを続けていくためにどうすればいいかや、個人がインフルエンザにかからないためにどうすればいいか等の情報はTVやラジオ、新聞、インターネットなどさまざまなメディアで発信されているので、視点を変えて、個人版のBCPとでもいうようなことを考えてみた。
新型インフルエンザは早かれ遅かれ日本でも蔓延するだろう。
不要な外出を控えるようにいわれたり、企業では自宅待機もありえるだろう。
そうなったときにどうすればいいか
まず、基本的に外出はできない前提とすると・・・よく食料を2週間~2か月分備蓄しろという話しを聞く。
確かに食料を備蓄することは重要だろう。
しかし、現実的には可能かといわれると私は無理だ。
じゃ、どうするか。
こういうときこそ通販を利用する。
私がこれならいける!!と思うのは、まず「アスクル」と「カウネット」。
この2社はオフィス用品の通販会社で個人でも利用できる。
文房具や事務用品、トイレットペーパーやティッシュペーパー、洗剤などの日用品から飲み物、インスタントやレトルトの食品まで幅広く扱っている。
また、マスクなども扱っているので、ここで注文をすればほぼ必要なものがそろうことになる。
生活している以上、トイレットペーパーやティッシュペーパー、洗剤やシャンプーなど日用品だって消化していくわけだから、こういった物の調達も考えておく必要がある。
この2社であれば、注文した翌日もしくは翌々日には手元に商品が届くので、一般の通販会社と違って納期を心配する必要がない。
また2社で調達できないものは「アマゾン」を利用すればいろいろなものが調達できる。
生鮮食品は「イオン」などの大手のスーパーが宅配を行っているのでこれを利用するれば調達が可能になる。
もちろん荷物を受け取るときは、マスクをして受け取らないとね。
商品を通販で購入した場合の決済(支払い)については、クレジットカードを利用する。
これは、ATMにいけないことを想定すると、現金での買い物はできなと思う。
このために、何でもいいからJCBやVISA、MASTERなどのクレジットカードを用意しておこう。
また、各銀行が提供しているインターネットバンキングや携帯によるモバイルバンキングも申し込んでおいたほうがいいだろう。
家賃の振込みや、いろいろな請求の支払いもこれでとりあえずは実行できる。
家の中はどうするか?
まず、加湿器を用意して湿度を60%にキープする。インフルエンザウイルスは湿度60%では約80%が死滅するといわれている。
加湿器が用意できない場合は、定期的にお湯を沸かしたり、お風呂に入った後、お風呂のドアを開けておき、蒸気が室内に流れるようにする。これだけでもかなりの効果がある。
窓を開けて、部屋の空気を入れ替えるようなことはしてはいけない。換気の際にウイルスが室内に侵入する恐れがある。
もちろんこれだけのことで全てが解決されているわけじゃないけど、何も想定していないよりはいいだろう。